ザ・クロッシング 太平轮

映画観終わりました〜。まさかの中国版タイタニックだった〜。前情報が全くなく金城武と長澤まさみ、チャンツィーイーが出てるしっていう動機で見始めたからまさかまさかの展開でした。全体的に面白かったよ。中国では大コケだったらしいけど、ストーリーが台湾側から見たものだったのでそれは仕方ないのかな。金城武が日本が植民地化した台湾の台湾人青年を演じていたのだけど、少したどたどしい日本語を話す役作りをしていてさすがだと思った。ご本人は日本語も母語だけど、役としてペラペーラだとそっちの方が違和感あるもんね。韓国人のソン・ヘギョが軍人の妻の中国人役で出ていたけど、後で吹替え当ててない？って思う場面もあって、これは韓国人俳優じゃないとダメな理由があったのかなぁと思った。美しくて民族衣装も似合っていたけど。

改めて極東の歴史を考えると中国は第二次世界大戦が終わったら、国共内戦があって同じ言語を話す同胞と戦わないといけなかったし、中国建国後は文化大革命があってここでも多くの人命、文化財、思想、知識まで奪われて・・・。韓国も終戦後すぐに内戦があって同胞と刃を向け合う戦いで最終的には終戦ではなく停戦、国も分断され、今に至る訳だけど。不幸だよね。敗戦した日本ももちろんドン底から這い上がったんだろうけど、それとはかなり違う歴史を歩んできたんだなぁとしみじみ思いました。

韓国ドラマも観たいのあるけれど、中国映画少し観続けるかも。