mamesuke2019’s diary

機能性ディスペプシアになりました。早く治して、好きなもの食べて、毎日明るく笑って過ごしたい!同じ症状の方と情報交換できれば。

三浦春馬さんの作品

ここ数日、韓国ドラマじゃなく三浦春馬さんの作品を観ている。コンフィデンスマンJPとオトナ高校を観終えた。コンフィデンスマンはとんでもなく色気があってカッコ良い詐欺師、オトナ高校では東大卒の童貞エリート男子を演じている。オトナ高校では白目むいたり、指先、足先にまで集中して役作りをしたのであろう振り切れた演技が光っている。本当に同じ人が演じてるのっていうくらい別人、演じ分けている。

昔の作品も見てみたいのだけど、10年前ってなると彼はなんと20歳なんですよね。表情もまだ少年っぽさが残っていて若い・・・。亡くなった速報が入ったときに30歳って出て、え?そんなに若かったの?って驚いた。落ち着いた話し方をするし浮ついたところがないし、特別なファンでもないわたしでも随分前から日常的に彼の作品を目にしていたのでもう少し歳を重ねている印象だった。ずっと第一線で活躍していたんだね。

 

出来れば最近の作品を観たい。

でも、「わたしを離さないで」と「ぼくのいた時間」は永遠に観れないかもしれない。わたしを〜は映像化される前にカズオイシグロの原作を読んでいた。長男が心臓病で亡くなっているので、このテーマに興味があったのとカズオイシグロの作品も好きだった。ドラマ化されたとき多分1話か2話までは観たと思う。でも重いテーマだし結局観なくなった。原作を映像化って難しい。原作を読んだ時のイメージが出来上がってるしどうしても満足しない部分があるんですよね、どんな作品でも。

ぼくの〜は母が多系統萎縮症というALSにもよく似た症状の難病でなくなっているから、寝たきりになっていく過程もしっかり描いたと言われているこの作品をみる勇気がまだない。食事を食べずに10キロも減量して臨んだ、一番苦しかったとドラマとインタビューで言っていたこの作品は彼の代表作でもあるし観るべきなんだろうけど・・・。「ラストシンデレラ」の時に命をテーマにした作品を作りたいと自らスタッフに持ち込んだ企画と、聞いている。彼の人間性の素晴らしさを物語っているよね。

 

三浦春馬さんの死は今回、心にずっしり響いている。L↔︎Rの黒沢健ちゃんが脳腫瘍で亡くなった時も落ち込んだけど、彼の作品が残ってる、声が残ってると考えることが出来た。それに病死と自死はやはり違う。

 

レスリーチャンが亡くなった時は喪に服したいと思ったし、追悼映画「覇王別姫」を一人観に行った。レスリーの時は私は20代で若く色々なことの経験も浅く、身近な人も亡くしてないし、死に対する考え方も今とは違っていた。

落ち込み方が今とは違っていた。

 

三浦春馬さんの映画、ドラマ、舞台、歌、ダンス、第一線で活躍したこの12〜3年で数えきれないほど作品がある。多才な方だしどの作品にも真っ直ぐに取り組む姿勢でお仕事もたくさん入ったんだろうけど、やっぱり事務所は仕事入れすぎじゃない?って感じる。死の本当の理由は本人しか知らないから、勝手なことは言えないけど。仕事とプライベートのバランスは大切。

 

今から放送されるドラマもあるので、とりあえず録画。精神状態の良い時に見たいと思う。